あるケアマネジャーのつぶやき・・・・・。
「何処からか、沈丁花の香りが漂ってきた。
疲れた体に、あのツーンとした甘い芳香な香りが
鼻を衝く。
あぁ~、春が来たんだなぁと思う。
東北の田舎は、まだ雪が積もっているのだろう…
去年からの一年間、コロナ禍の中で、不安や緊張を強いられる場面が多かった。
隣の訪問看護が、高熱の利用者宅に防護服やフェイスシールドを携え出ていく様は、私にはまるで
前戦に出ていく戦士のように思えた。
利用者の発熱、介護職のPCR検査、施設でのクラスターと、まだまだ予断は許せない状況が続いている。
来年の春には、笑い声の絶えない職場に戻れるように
と願いながら、家路を急いだ。(Y田記)」
ケアマネジャーという仕事は時間に追われることが多い職種なのですが、
コロナ禍で普段以上に悩みも多く、そんな中
岩手生まれのY田ケアマネジャーが素直に感じたことをエッセイとして寄せてくれました。
皆様の投稿も随時お待ちしています。(Y)