2月のさくらんぼの研修会テーマは「緩和ケア」でした。
病気に伴う心と体の痛みを和らげることです。
重い病気を抱える患者やその家族一人一人の体や心などの様々な辛さをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアです。
専門的でなくとも、関わるものにはそれぞれにできることがあります。
勉強しながら心に浮かぶのは、今在宅で療養しておられる利用者様やご家族のこと、在宅から緩和ケア病棟に入られた皆様やそのご家族のこと…などなど。
出会いの中で学ばせていただくことがたくさんあります。
さくらんぼでは、日々一人一人の利用者様ご家族様と向き合い、問題を一緒に考え、どうしたら解決できるか悩みながら取り組みをしています。
すべてを和らげることは難しくても、穏やかになれることが増えていくことを願っています。
あまり関係のない写真ですが、家族が山で撮ったものです。自然は、苦しい時も悲しい時もただすべてのものと共にそこにある。
心が痛い時、私はそんなことを思い、なんだか癒されます。 投稿者(I)