長い夏が終わり、ようやく涼しく快適に過ごしやすい季節になりました。
コスモスがキレイに咲いています。キンモクセイも香りはじめましたね。
さて、4月のブログでは認知症についての勉強会を行ったことを書きました。
今回のブログではそこで学んだ内容の中から「認知症予防」をテーマにして、皆さまが日常生活の中で取り入れやすいポイントをご紹介します。
認知症は誰にでも起こり得る病気ですが、生活習慣を工夫することで発症のリスクを下げたり、進行を遅らせたりできることが分かってきています。
1. 運動を生活に取り入れる
週に3回以上、30分程度の有酸素運動(ウォーキング、体操など)が推奨されています。筋力トレーニングやバランス運動も転倒予防につながります。
2. 食生活を整える
野菜・魚・大豆製品・果物を意識して摂り、塩分や動物性脂肪を控えることが大切です。地中海食や和食が良いとされています。また野菜ジュースも効果があるのではないかと言われています。
3. 脳を刺激する活動を持つ
読書、計算、楽器演奏、園芸など「少し頭を使う活動」を続けることが、脳の活性化につながります。新しいことに挑戦することも効果的です。
4. 人とつながる
家族や友人との会話、地域活動への参加など「人との交流」は大切な認知症予防になります。孤立を避け、笑顔で過ごせる時間を増やしましょう。
5. 健康管理を忘れずに
高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病は認知症のリスクを高めることが知られています。定期的な受診と治療の継続が大切です。
6. 睡眠と休養
質のよい睡眠は脳を休ませ、老廃物を排出する役割があります。眠れないときは無理をせず、短時間の昼寝やリラックス法を取り入れると良いでしょう。
まとめ
認知症を完全に防ぐ方法はありませんが、毎日の生活習慣を整えることは「今できる一番の予防」です。
ぜひ皆さまの生活にも、意識して取り入れてください。
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