私たちと一緒に働きませんか?
さくらんぼでは“よりよい在宅看護”を一緒に実現していける仲間を募集しています。
訪問看護ステーションさくらんぼは、スタッフ同士の関係が良く、いつも笑いの絶えないアットホームな職場です。職場のフォロー体制が整っているので、訪問看護の仕事が初めての方でも安心して働けます。働きながらの資格取得支援や研修参加といった、スキル向上のサポートにも努めております。
ご利用者様をしっかりケアするためにも、スタッフが心身ともに健康でいられる環境づくりに取り組み、定期的な人間ドックによる職員検診や、休暇を取りやすい複数担当制を導入。常勤や非常勤など、個々のライフスタイルに合わせた勤務形態をご相談いただけます。通常は定時に勤務を終えることができ、家庭との両立もしやすいため、子育て中のスタッフも多く在籍しております。
「話だけでも聞いてみたい」という方も大歓迎!
まずはお気軽にお問い合わせください。
訪問看護の魅力とは?
1. ご利用者様の望む生活を、多角的な視点で包括的に支えられる
ご利用者様は、それぞれが彩りのある生活歴をお持ちです。これから、さらにどのような生活を望み、暮らしていきたいのか。その個々の想いを叶えるためには、ご利用者様の身体機能面だけでなく、パーソナリティも含めた“生活”のあり方をイメージして援助する必要があります。病院と比べると、物品の確保は難しいですが、家にある物を工夫して活用することで、ご利用者様の在宅療養の喜びを高めることもできます。
生活の場での動作遂行状況、生活環境の調整、ご家族様の介護状況、興味や関心事への活動など、ご利用者様が思い描く生活を、多角的な視点で包括的に支えられることは、この仕事が持つ大きな魅力のひとつです。
2.ご利用者様やご家族様の新しい生活への不安を和らげ、喜びを共有できる
誰だって、住み慣れた家が一番良いですよね。しかし、家での介護に不安を抱かれているご家族様は少なくありません。それは、誰にでも生じうる気持ちだと思います。そんなご家族様に、在宅看護やリハビリのプロフェッショナルとして、「このようにケアすれば、ご自宅でも安全、安楽に過ごせますよ」「このような介助の工夫をすれば、介護の負担が軽減しますよ」といったタイムリーなアドバイスを行うことができれば、ご家族様の不安を和らげることができます。
不安でいっぱいだったご家族様に安心感が生まれ、新しい生活への意欲や自信につながっていく。その喜びをご利用者様やご家族様と共有できるのは、この仕事だからこそだと思います。
3. ご利用者様の“人”としての生き方に触れ、共に考え、人生観を深められる
訪問看護は、ご利用者様を“患者”としてその病気だけを看るのではなく、ご利用者様の“人”としての生き方に触れ、共に考えることが大切になります。“その人らしさ”をいかに体現できるか。その問いに応える援助とは、簡単なことではありません。だからこそ、訪問看護は、通り一遍のケアに終わらず、個々のご利用者様の生活と人生観に寄り添ったケアを行うことが重要なのです。
さらに、訪問看護師やリハビリ療法士にとっては、仕事を通してご利用者様の人生に触れることで、自らの人生への考えを深められる。そうした点も、この仕事ならではの魅力だと思います。
さくらんぼでは子育て中のスタッフも活躍しています!
「子どもの送迎など、状況によっては直行直帰での業務もでき、時間の調整がつけやすいので、とても助かっています」
「さくらんぼには小さい子どもを持つスタッフが複数いるので、育児から仕事のことまで色々と相談でき、ストレスが溜まりません」
「小さい子どもがいてもフルタイムで働けるのは、さくらんぼの大きな魅力のひとつ。ワーク・ライフ・バランスを保ちながら、しっかり働けますよ」
「さくらんぼの事務所は、2階建ての一戸建て。とてもアットホームな職場環境で、働きやすいです」
「子どもの急病で仕事を休まなければならなくなった時でも、他のスタッフが快くフォローしてくれます」
訪問看護師の経験談──あるご利用者様との思い出
踵部壊死・心不全・糖尿病の持病があり、長い間入院生活をされていたご利用者様。
入院中の長期臥床の状態から筋力低下が著明に認められ、端座位になることすら難しい状態でした。右の足背にあった大きな瘡蓋が剥がれ、マゴット療法を行うことになり、在宅療養では足のケアがますます重要になりました。訪問ごとに治療の辛さなどもお聞きしながら、丁寧にフットケアを実施していきました。病院とは違い、物品も揃っていない中でのケアは、頭をフル回転させて、ご自宅にあるもので工夫をすることが求められました。
在宅療養中、ご利用者様は治療に関する痛みやこころの辛さなどを多く語ってくださいました。「足と同じように、こころも楽になっていただきたい」との思いから、辛さに寄り添うことができるよう、一言一言を大切にお聞きしました。
深く印象に残っているのは、訪問時の足浴を本当に喜ばれ、「家にいるからこんなに時間をかけて丁寧にしてもらえるわね」と笑顔を見せてくださったこと。やがてご利用者様は旅立たれ、ご家族様からは「家に帰ってきて、こんなに綺麗にしてもらえてよかった。感謝の一言に尽きます」とのお言葉をいただきました。
ご自宅でできる限り“その方らしく”生活していただけるように、また、心身ともに安寧が保てるように支援することは、簡単なことではありません。困難な中にあっても、ご利用者様の人生に触れ、ケアを工夫することで喜んでいただけることは、本当に看護師冥利に尽きます。
よりよい訪問看護とは、通り一遍のケアではなく、ご利用者様の生活と人生に寄り添う看護を叶えること。そうした仕事を通して人間性が磨かれ、自らの人生をも深めることができる──それが訪問看護の魅力ではないかと思います。