訪問看護ステーションさくらんぼ
病院や施設ではない、生活のある家で、安心して暮らしを続けたい──。
そんな方々の願いを叶えるために、当ステーションは誕生しました。
私たち訪問看護ステーションさくらんぼは、高齢あるいは障害や疾病を持ちながらも、住み慣れたご自宅での生活を望まれる方に対し、「いつも笑顔で真心込めたケア」を理念に、訪問看護サービスを展開しています。
その人らしい生活が送れるように、保険医療福祉の資源を十分に活用し、高齢者の方だけでなく、小児、難病や精神疾患をお持ちの方にも幅広く対応しております。
はじめての介護にあたり、戸惑いや分からないことばかりでお困りのご家族様もいらっしゃるかと思います。ご本人様だけでなく、ご家族様へのサポートにも力を入れておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
さくらんぼの3つの約束
1. 国分寺を拠点に、地域の福祉に貢献します
2. 在宅療養を快適に過ごせるよう、全力でサポートします
3. 真心を胸に、ご利用者様の立場でケアを提供します
さくらんぼの感染症対策
コロナ禍における訪問看護では、通常のケアでもマスク・ゴム手袋をつけ、手洗いやアルコール消毒を徹底しています。さらに、急な発熱がみられたご利用者様には上記に加え、フェイスシールドや防護服などの標準予防策(スタンダード・プリコーション)を遵守し、感染リスクの軽減に努めております。
また、その他の感染症に関しても、マニュアルに則って対策をとり、ケアさせていただいております。
さくらんぼのこれまでとこれから
訪問看護ステーションさくらんぼのはじまりは、ある一冊の本との出会いに遡ります。
子ども時代からの夢を叶えて、1970年代に看護師となった私は、在宅医療の先駆けとなった京都の医師、早川一光先生の著作を読み、大きな感銘を受けたのです。その後、婦長職を含め、病院看護師の仕事を30年以上経験。現場で長年積み重ねた「看護のプロ」としての自負を胸に、「その人らしい人生を叶えるための医療」に取り組みたいと、2004年春、自ら訪問看護ステーションを立ち上げました。
私たちの強みは、理念を共有した優秀なスタッフとチームワークのよさ。ご利用者の方には「さくらんぼのスタッフは、優しくていい人ばかり」と褒めていただくことも多いのですが、「いい人」とは「お人好し」という意味ではなく、相手のことを思って動く「真心」を忘れないことだと考えております。
私がこの仕事を通して感じてきたのは、生きることのすごさ、そして「いのちを生き切る」ことの素晴らしさです。「人生の先輩」でもあるご利用者の方々には、日々接する中でたくさんの教えをいただきます。それは、とても言葉にはできない、まるで音楽のようなもの。その人がその人らしい人生を生き切ることは、自分のためばかりでなく、何より後に残される家族や大切な人たちが、その方のいのちや想いを引き継ぎ、勇気を持って生きていくために大切なことなのだと痛感しています。
2018年に開設14年を数えたさくらんぼは、所長のバトンを山下に手渡し、新たなステージを迎えました。これからも「いつも笑顔で真心込めたケア」の理念を大切に、より一層、地域の皆様のお役に立てるよう、スタッフ全員で努めてまいります。
初代所長/有限会社さくらんぼ 代表取締役 三村悦子[みむら・よしこ]
所長からのごあいさつ
2018年4月、訪問看護ステーションさくらんぼの創設者である三村からバトンを受け取り、2代目所長として就任いたしました。
訪問看護の仕事は、日々のリスクを最小限に、より安全で安寧な療養生活を送るためのサポートを考えると同時に、「その方がいかにその方らしく生活し、生き抜くか」を支えることだと考えております。
当ステーションは、志を同じくしたスキルの高いメンバーが揃い、スタッフ間のコミュニケーションが密なのが特長です。どのスタッフも明るく頼りがいがあり、日々の悩みや困りごとも共有しながら「ご利用者様やご家族様がいかにその方らしく、心地よく生活できるか」をよく話し合い、笑顔でケアに励んでいます。
病院や施設ではない、生活の場である家で、安心して暮らしを続けたい。そんな想いを、私たちは在宅看護のプロフェッショナルとして全力でサポートし、お役に立てるよう日々努力してまいります。
どうぞ、お気軽にご相談いただければ幸いです。
所長 山下郁子[やました・いくこ]
「さくらんぼ」という名前の由来は?
訪問看護ステーションさくらんぼの名付け親である初代所長の私は山形県生まれ。生家の周りには、大きなさくらんぼの木があり、毎年6月末になると、真っ赤な実をたわわにつけて、学校から帰ってくる私を待っていてくれました。その木に友達と登っては、日が沈むまで食べたり、遊んだり。
川崎の看護学校から帰郷したときも、夫を連れて帰ったときも、子供を連れて帰ったときも、孫を連れて帰ったときも。さくらんぼの木は、いつも私をやさしく迎えてくれました。
私が生まれた頃、両親が「この子たちが大きくなったら、きっと山形を出て行くかもしれない。どこの生まれかと聞かれたら、さくらんぼの山形だよ、と言えるように」「山形を思い出し、皆がさくらんぼの木の下に集まれるように」──そんな思いで育ててくれた、さくらんぼの木。
その父も他界してから幾年月が過ぎました。
私がはじめた「訪問看護ステーションさくらんぼ」が大きな木に育つように、やさしく見守ってくれているような気がします。
さくらんぼの木の下に皆が集うように、楽しく仕事をしていけたら──。「さくらんぼ」という、ちょっと可愛らしい名前には、そんな私の思いが詰まっているのです。
初代所長/有限会社さくらんぼ 代表取締役 三村悦子[みむら・よしこ]
スタッフ紹介
いただく言葉を励みに、ハキハキとした声と笑顔でサポート
看護師A.N
人に寄り添う仕事がしたいと、介護士として約6年、看護師として約10年のキャリアを積んできました。より一人ひとりと向き合える訪問看護の仕事を選び、さくらんぼのチームに加わって3年ほど。ご利用者様にいただく「ありがとう」や「あなたに来てもらえてうれしい」という言葉を励みに、ハキハキとした声と笑顔を心がけながら、ご本人様やご家族様が安心して生活できるようサポートしています。さくらんぼの魅力は、アットホームでスタッフ同士の心が通っていること。ご利用者様の目線で一緒に考えられるスタッフが揃っていますので、ぜひ頼っていただけたらと思います。
在宅リハビリは長いスパンで患者様の生活に寄り添えます
作業療法士Y.I
私は作業療法士の道を選んで15年ほどになります。病院やデイケア、介護老人保健施設など、様々な施設で経験を積んだ後、「生まれ育った国分寺の地域医療に携わりたい」との思いから、さくらんぼに勤めて約4年。在宅でのリハビリは、病院などに比べ、より長いスパンで患者様の“生活”に寄り添うことができます。実際の暮らしのご様子を見ながら、生活空間の中でお話を伺い、状況変化に応じた住環境の整備から、補助具の導入、多様な生活動作の指導まで、細やかなサポートを行なっています。より暮らしやすく、気持ちがいきいきと活性化するようなお手伝いをしていきたいです。
その方らしさを大切に、自律した暮らしを支えていくために
理学療法士C.S
私は疾患や事故などで身体機能に問題を抱えた方のリハビリを行う「理学療法士」として、20年以上の経験を積んできました。たとえば、自力でトイレに行きたい、食事の支度をしたい、買い物や映画に出かけたい、といった個々のご希望に寄り添い、ご自宅での暮らしを安全に続けていくため、そして生活の質(QOL)を上げるために必要な動作について、ご利用者様と一緒に考え、模索し、サポートしています。ご利用者様を取り巻く環境に広く目を向け、より心豊かに家で生活していただくためのお手伝いができれば嬉しいです。
一人として同じ人生はないからこそ、今も毎日が勉強です
ケアマネジャーY.Y
人と向き合う仕事に就きたいと、介護福祉士として経験を積み、ケアマネジャーになって約13年。仕事内容は多岐にわたりますが、中心となるのは、心身の状況に応じた適切なケアプランの作成です。「制度がよく分からない」といった疑問から、生活上の困りごとや不安、大切にされている価値観まで、じっくりお話を伺い、実際のご様子を見ながら、様々なサービスやサポートを組み合わせていきます。「一人として同じ人生はない」からこそ、今も毎日が勉強。住み慣れた場所でより良く暮らすために、一人で抱え込まずにどうぞご相談ください。
事業所概要
訪問看護ステーションさくらんぼ
事業者番号 1367197262
管理者 山下郁子
TEL 042-359-7388/FAX 042-359-7389
居宅介護支援事業所さくらんぼ
事業者番号 1373100856
管理者 山﨑由香里
TEL 042-326-6581/FAX 042-326-6571
[運営会社]有限会社さくらんぼ
代表取締役 三村悦子
所在地 〒185-0003 東京都国分寺市戸倉1-12-49
スタッフ構成 看護師/理学療法士/作業療法士/ケアマネジャー(介護支援専門員)/薬剤師/事務員
URL https://hk-sakuranbo.com/